モロッコといえば青い街シャウエン(正式名称はシェフシャウエン)を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
今回はモロッコ北部、シャウエン旧市街にある「Casa Hassan」というリヤドを紹介します。
シャウエン旧市街の中心部にあり、青い街を堪能するにはぴったりの宿です。
シャウエン中心部のおすすめリヤド「Casa Hassan」
立地
青い街シャウエンは見ての通り山の中腹に広がっており、高低差のある街です。
「Casa Hassan」は山の下側、つまりシャウエン旧市街の中心部に位置します。
エントランスを出た目の前の通りは、かごバッグや絨毯などを売るお店が並んでおり活気がありました。
レストランが集まっているウタエルハマム広場へも歩いて1分ほどなのでかなり便利な場所です。
私たちも実際、フェズ旧市街の観光を終えてシャウエンに移動した際にこの「Casa Hassan」に宿泊しました。
シャウエン全体を眺められることで人気のスペインモスクまでは歩いて20分ほどです。
ウェルカムドリンク
宿に着いたらまずはウェルカムドリンクと焼き菓子が出されました。
フェズで宿泊したリヤドもそうでしたが、ウェルカムドリンクはモロッコの国民的飲み物のミントティーです。
紅茶とはまた違った美味しさで、すっかりミントティーのとりこです。
ウェルカムドリンクと焼き菓子をいただきながら、リヤドならではの可愛らしい中庭を楽しみました。
客室
宿泊したのはシングルベッドが2台のツインルームです。
スーツケースを広げたりお土産を置いたりしても十分すぎるスペースがありました。
部屋の広さを伝えたかったんですが、こんなブレブレの写真しか撮れていませんでした。
クーラーの効きはばっちりで快適です。
電気ケトルとパックの紅茶もありましたが、暑くて飲む気にはならず…
ケトルの下の部分は冷蔵庫かな~と期待して開けてみましたが冷蔵庫の姿はなし。
この日のシャウエンは炎天下だったので、買った水がすぐにぬるくなってしまうのが残念でした。
トイレ・シャワー
モロッコのトイレ事情に不安を感じている人も多いかと思いますが、「Casa Hassan」のトイレは洋式でトイレットペーパーは予備まで設置されていました。
水も詰まることなくちゃんと流れます。
トイレの横にはシャワーブースがありますが、扉がないのでトイレの方まで水が飛び散ってしまうのが難点。
ただこの問題に関しては同ランクのリヤドであればどこも同じなので、上手くやるしかありません。
気になる方はビーチサンダルなんかを持っておくといいかもしれません。
シャワーの水圧は問題なく、温度の調整もちゃんとできました。
洗面
洗面にはシャンプー、ボディーソープ、ハンドソープ、ドライヤーが設置されていました。
この洗面の右側にトイレとシャワーがあるといった感じです。
セキュリティ
客室の扉にオートロックはなく、昔ながらの鍵タイプです。
見た感じだとエントランスのデスクには、10:00頃から21:00頃までスタッフの方が常駐していました。
ネット環境
フリーWi-Fiが利用でき、ロビーではサクサク繋がることが確認できました。
ロビーを離れると少しストレスを感じる通信速度だったので、Wi-Fiはオフにして過ごしました。
朝食
朝食は通常8:00からですが、この日はモロッコを出てスペインに向かう予定だったため、私たちは7:00にリヤドを出発する必要がありました。
その旨をスタッフへ伝えると早めに朝食を用意できるとのことで、6:30から朝食をとりました。
時間を気にしながらの朝食だったので、ゆっくり写真に収める余裕はありませんでした。
朝食の種類は少なかったですがどれもおいしかったですよ。
マフィンにつけるメイプルシロップやソースも何種類か用意されていて、フレッシュジュースやコーヒー、フルーツも出してもらえました。
朝食スペースは中庭を囲むように配置されているので、時間に余裕があったらもっとリヤドの雰囲気を満喫できたんだろうなと思います。
私たちは元々朝食込みのプランを予約していましたが、朝早くから二人分の朝食を用意してもらったので、シェフには20DHのチップを渡してリヤドをあとにしました。
シャウエン中心部のおすすめリヤド「Casa Hassan」まとめ
シャウエンで宿泊した「Casa Hassan」を紹介しました。
設備や立地はもちろんのこと、料金も良心的で満足度の高いリヤドでした。
シャウエン旧市街の観光を考えている方には最適だと思うので、ぜひ「Casa Hassan」に泊まってみてください。