世界最大の迷宮都市として有名なモロッコ・フェズ旧市街(メディナ)。
フェズ旧市街はその全体が世界遺産ということもあり、世界各国からたくさんの観光客が訪れます。
この記事では、フェズ旧市街へのアクセス抜群なリヤド「Dar Anebar」を紹介します。
モロッコらしさをたっぷり感じられる可愛らしい宿でした。
フェズ旧市街にアクセス抜群のおすすめリヤド「Dar Anebar」
立地
「Dar Anebar」は、フェズ旧市街から歩いて15分くらいの場所にあります。
フェズ旧市街の観光をする人にはぴったりなリヤドです。
私たちもフェズ旧市街を観光するためにこのリヤドに2泊しました。
またフェズ駅からも車で15分ほどの距離なので、電車を利用する予定がある場合にも便利な場所です。
ウェルカムドリンク
リヤドに着くとまず、ウェルカムドリンクのミントティーと焼き菓子が出されました。
ミントティーはモロッコの国民的飲み物で、砂糖の甘みがきいているのが特徴。
チェックインの手続きをしながらいただきます。
客室
「Dar Anebar」には本館と別館があり、私たちが案内されたのは別館でした。
客室はシングルベッドが2つのダブルルーム。
さほど広くはありませんが、圧迫感を感じるほどでもなく、モロッコらしい内装で素敵でした。
部屋に入るとすでにクーラーがきいていて快適。
猛暑の中へとへとになりながら長距離を移動したので、ホテルの方のこういった心遣いが身に沁みました。
客室は他にもキングベッドが1台のダブルルームや、スイートルームがあります。
廊下を通った時、空室のキングベッドの部屋が見えましたが、私たちが泊まった部屋よりだいぶ広そうに見えました。
トイレ・シャワー
モロッコのトイレ事情が心配な人も多いと思いますが、「Dar Anebar」のトイレは洋式でトイレットペーパーは予備まで設置されています。
水の流れも問題ありませんでした。
トイレの横にはシャワーブースがあります。
シャワーに関しては水圧はしっかりあるものの、排水がいまいちだったのが気になりました。
またこれはリヤドあるあるですが、シャワーブースに扉がないのでトイレの方にまで水が飛び散ってしまいます。
気になる方はビーチサンダルとか持って行っておくといいのではないでしょうか。
タオル類はベッドの向かいのスペースにたくさんあったので、持参する必要はありません。
洗面
洗面にはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ドライヤー、コップが置いてありました。
連泊の場合、タオル類は洗面台の下などに置いておくと新しいものと交換してもらえます。
ちなみにトイレとシャワーは洗面の左奥にあります。
セキュリティ
本館には泊まっていないので分かりませんが、私たちが泊まった別館はオートロックではなく古典的な鍵でした。
現代的なオートロックやエレベーターがないのも、伝統的なリヤドの魅力のひとつかもしれません。
観光客が多く、リヤドが立ち並ぶエリアということもあって、セキュリティ面での不安はあまり感じませんでした。
ネット環境
フリーWi-Fiが利用できます。
本館でも別館でもサクサク繋がって快適でした。
朝食
別館の宿泊客を含め、朝食は本館でとります。
写真には写っていませんが、パン類やヨーグルトも運ばれてきてかなりボリューミー。
おなかいっぱいになりました。
朝食スペースは中庭を囲むように配置されているので、中庭を見ながらゆったりとした時間を過ごせました。
そういえば私たちが泊まった別館にも、小さいながら中庭らしきスペースがありました。
フェズのおすすめリヤド「Dar Anebar」まとめ
フェズで宿泊した「Dar Anebar」を紹介しました。
スタッフは気さくで親切ですし、モロッコならではの雰囲気を感じられる快適なリヤドでした。
フェズ旧市街を訪れる人にはとても便利でおすすめです。
せっかくのモロッコなので、ホテルではなくリヤドに泊まるという選択をしてみてはいかがでしょうか。