スペイン南部のアンダルシア地方には、見どころがたくさんありますよね。
気になる街がたくさんある中、私たちはマラガからグラナダへ日帰り観光にいってきました。
この日はマラガに宿泊していて、マラガを拠点に日中はグラナダ、夕方からミハスという弾丸日帰り観光を遂行!
朝早くから夜遅くまでスケジュールはかつかつでしたが、アンダルシア地方の美しい街並みやスペイン料理を堪能できたので、身体の疲れはそんなに出ませんでした。
マラガからの日帰り観光を考えている方は、モデルコースとしてぜひ参考にしてみてください。
マラガからミハスへの行き方は、こちらの記事で解説しています。
マラガからグラナダへの移動方法
グラナダは電車も通っていますが、私たちが拠点にしていたマラガからだと、1日の本数がそこまで多くありません。
1日でグラナダとミハスの両方に行きたかったので、こんなスケジュールで動きました。
①:マラガからバスでグラナダへ
②:グラナダからマラガまで戻り、マラガから電車とバスでミハスへ
マラガからグラナダの位置関係はこちらです。
世界遺産があることでも有名なグラナダは、マラガからバスで1時間半ほどの距離にあります。
グラナダ行きのバスチケットは、マラガのバスターミナルの窓口または券売機(Alsa)で購入可能です。
券売機は英語とスペイン語の表示切替ができ、バスの発車時刻や空席の有無が確認できます。
私は発券機で購入しました。
支払いが終わると、このようなチケットが発行されます。
「Bus2」というのが乗り場を指していますが、運行状況によっては乗り場が変更される可能性もあります。
念のためバスターミナルにある電光掲示板で乗り場を確認してからバスに向かうようにしてください。
私が乗るバスも乗り場が変更されており、「2」番乗り場で待っていてもまったくバスが来る気配なし。
電光掲示板があることに気付いて表示を確認すると、「22」番乗り場に変更になっていたので、あわてて向かいました。
バスは予定通り10:00に出発し、11:40頃にグラナダのバスターミナルに到着しました。
席は自由席でした。
途中トイレ休憩はないので、バスに乗る前にトイレは済ませておきましょう。
グラナダ日帰り観光でアルハンブラ宮殿へ
グラナダのバスターミナル到着後は、有名なアルハンブラ宮殿へ向かいました。
いろいろ気になるスポットはあったものの、スケジュール的にグラナダの滞在時間は約3時間。
その時間内で外せないのはやはりアルハンブラ宮殿!
ということで、世界各地から多くの観光客が訪れる世界遺産、アルハンブラ宮殿へ行ってきました。
アルハンブラ宮殿は高台にあるため、徒歩で行くにはかなりしんどいです。
グラナダのバスターミナルからアルハンブラ宮殿への行き方はこちら。
①:Uber or タクシー(Uberだとおよそ€21)
②:バス
私たちの日帰り観光は時間との勝負だったためUberで行きました。
バスで向かう場合、アルハンブラ宮殿行きのバスは「Plaza Isabel la Católica 4」から出ています。
「Plaza Isabel la Católica 4」からアルハンブラ宮殿へ向かうバス停がこちら。
バスは赤色で、中型バスのようなサイズ感です。
大きいバスではないため乗れる人数に限りがありますが、本数自体は結構あるので1本見送ってもすぐに次のバスが来ていました。
観光客が多く乗るバスなので、防犯面ではまずまず安心して乗ることができますが、アップダウンが激しい細い道を走るので、つり革につかまっていないと危険です。
時刻表はこちらを参照ください。
運賃は1人€1.20です。
お釣りがいらないよう、事前に小銭を用意しておきましょう。
アルハンブラ宮殿へ入る際の注意点
前述の通り、アルハンブラ宮殿はとても有名な世界遺産で、世界各地から観光客が訪れるスポットです。
そのため、行きたいスポット(ナスル朝宮殿など)があれば、入場券はアルハンブラ宮殿へ行く1~2か月前に予約しておくことをおすすめします。
当日券を購入する場合、パスポート原本の提示が必要なので忘れず持参してください。
私たちは庭園内を散策できる当日券を購入しましたが、アルハンブラ宮殿へ行くと決めたのが当日だったこと、そしてこの日ミハスにも行く計画だったことから、このチケットで十分楽しめました。
グラナダからマラガへの移動方法
アルハンブラ宮殿の観光を終え、また赤いバスに乗って「Plaza Isabel la Católica 4」まで帰りました。
帰りのバス停はアルハンブラ宮殿の入り口付近にあり、観光客が列を作って待っているので迷うことはないと思います。
そしてやはり時間がないので、「Plaza Isabel la Católica 4」からバスターミナルまではUberに乗って戻りました。
グラナダのバスターミナルにも、マラガと同じように窓口と券売機があります。
行きのバスは自由席でしたが、帰りのバスは「Seat 27」と座席が指定されていました。
オプション料金を払えば好きな席を選べるようになっていましたが、ここでお金を使うのはもったいないので、指定された通りのチケットを購入することに。
ところでこのチケット!
私たちはマラガからグラナダに着いてすぐ、アルハンブラ宮殿へ行く前に帰りのバスチケットも買っておこうか、ということになり先に購入していたのですが、この選択が大大大正解でした。
アルハンブラ宮殿からバスターミナルに戻って券売機を操作してみると、15:00のバスチケットは完売。
次のバスとなると16:00台のバスだったので、ミハスへ行く時間がなくなるところでした。
バスターミナルは観光客で賑わっていたので、たくさんの人がバスを利用するものと思います。
グラナダに泊まる予定がない限り、帰りのバスチケットは早めに確保しておいた方が良さそうです。
マラガからグラナダへの日帰り観光まとめ
グラナダでの滞在時間は約3時間と短いものではありましたが、街並みを見たり、アルハンブラ宮殿の庭園を楽しんだりと、充実した時間を過ごすことができました。
私たちはマラガを10:00に出発するバスでグラナダに向かいましたが、9:00台のバスに乗ればもう少しゆっくりグラナダの観光ができると思います。
アンダルシア地方は、バスをうまく使えば日帰り観光がとっても楽しいです。
これからマラガ、グラナダ、ミハスなどアンダルシア地方の日帰り旅行を計画している方の参考になれば幸いです。