2023年6月にモロッコに行った際、カサブランカのムハンマド5世国際空港でSIMカードを購入しました。
SIMカードの購入は海外に着いたらまずやることのひとつ。
ツアーならまだしも個人旅行となるとインターネットは必要不可欠ですよね。
この記事では、ムハンマド5世国際空港でのSIMカードの購入方法や購入時の注意点についてまとめています。
モロッコ旅行を計画している人は参考にしてみてください。
ムハンマド5世国際空港でMaroc TelecomのSIMカード購入
Maroc TelecomのSIMカードの購入場所
ムハンマド5世国際空港に着いて入国審査を終えると、エスカレーターを下って預け入れ荷物を受け取るエリアへ向かいます。
このエスカレーターを下ってすぐのところに、モロッコの3大キャリアであるMaroc TelecomとOrageとInwiのカウンターが並んでいます。
ここでは3社のスタッフが全力で営業をしており「こっち!こっち!」と勢いよく声をかけてくれるので、好きなキャリアでSIMカードを購入しましょう。
私は一番安定していると言われるMaroc TelecomのSIMカードを購入しました。
SIMカードは空港以外にも駅や街で購入できますが、売っているお店を探す手間を考えたら空港で手に入れるのが最善です。
Maroc TelecomのSIMカードの容量と料金
今回モロッコには4日間の滞在だったので10GBあれば十分でした。
しかし料金表(と言っても紙にメモ書きした程度のもの)を見せてもらうと、20GB・30GB・40GB…と容量の大きいSIMカードしかありません。
仕方ない、一番少ない20GBでも余るだろうけどこれにするか。
と思ったものの、やっぱりもったいない気がしたので念のため「10GBのSIMカードはないですか?」と聞いてみました。
すると10GBもあるとのことで、迷わずこちらを購入。
10ユーロで購入でき、納得のいく買い物でした。
今回私が購入したのは10GB通信のみのプランですが、2時間通話がついたプランなど様々なSIMカードがあります。
タクシーを呼んだりホテルに電話をかけたりする可能性があるのなら、通話付きのプランを購入するといいでしょう。
Maroc TelecomのSIMカードの支払いは現金のみ
ムハンマド5世国際空港のMaroc Telecomではクレジットカード不可で、支払いは現金のみです。
確認はしていませんが他の2社もクレジットカード不可の可能性があるので、現金は事前に用意しておくことをおすすめします。
通貨はディルハムとユーロどちらでも大丈夫でした。
私はディルハムの手持ちがなかったのでユーロで支払いました。
ディルハムもユーロも持っていない人は、SIMカードが売られている近くの両替所を利用してください。
Maroc TelecomのSIMカードの設定とPINコード
SIMカードの設定はMaroc Telecomのスタッフがやってくれました。
設定が上手くできていないと使い物にならないので、その場できちんとインターネットに繋がることを確認してください。
通話付きのプランを購入する人は、着信や発信ができるかどうかの確認も忘れずに。
またSIMカードを差し替えるとPINコードの入力が求められます。
一度電源が落ちたスマートフォンは、PINコードを入力しない限り使えません。
例を挙げると、
・スマートフォンの充電がなく電源が落ちてしまった
・スマートフォンに不具合があり再起動した
・スマートフォンからmicroSDを取り出すために電源を切った
など。
こうした時にはPINコードの入力が必要になります。
PINコードはSIMカードを切り取った台紙の裏にあるので、旅行中は台紙を無くさないよう大切に持っておきましょう。
PINコードが分からなくなると、もう一度SIMカードを購入するしかありません。
Maroc TelecomのSIMカードの通信速度
モロッコでは4G(LTE)が整備されています。
正確な通信速度の計測はしていませんが、4日間まったくストレスなく利用できました。
ブラウザでの検索、グーグルマップの利用、SNSの閲覧・更新など、いつも通りにできると思ってもらって大丈夫です。
今回の旅行ではカサブランカからフェズ、フェズからシャウエン、シャウエンからタンジェと移動しましたが、通信が弱いと感じることは一度もありませんでした。
Maroc TelecomのSIMカードで快適な旅行を
ムハンマド5世国際空港で購入したMaroc TelecomのSIMカードについて解説しました。
10GB10ユーロという比較的安価で、通信速度もサクサクの優秀なSIMカードでした。
それではインターネットをうまく活用して、快適で安全なモロッコの旅を楽しんでくださいね。